2018年4月26日

高温期に無性に甘いものが欲しくなる理由は脳が〇〇を起こしているからだった！

こんにちは。大阪府枚方市の不妊鍼灸専門院たまご堂　鍼灸師の杉本です！

妊活中の女性の方はホルモンの影響によって大きく体調が変化しています。中でも生理周期でいう高温期に体調が悪くなる方はたくさんいらっしゃいます。

イライラしたり頭がぼーっとしたり、食べたらいけないと思っていても甘いものを食べてしまったりしてしまうことありませんか？

今回のテーマでもある高温期に無性に甘いものが欲しくなる理由についてお伝えしたいと思います。

実は高温期に無性に甘いものが欲しくなるのは脳細胞が機能的な低血糖を起こしているからなんです！

そうです！高温期は脳細胞への糖の取り込みが悪くなり脳が低血糖状態になっているため糖を細胞内に取り込みたくてしょうがない状態なんです。だから甘いものが食べたくなるのです。

 

何で高温期に脳が低血糖状態になるの？

高温期は卵巣においては休んでいる時期になります。卵巣が休むということは卵を育てなくしているのです。これはプロゲステロン（黄体ホルモン）といって排卵した卵胞の殻から出るホルモンの作用により起こります。

卵細胞は糖を取り込むことにより成長していくのですが、高温期は卵巣が休んでいないと次の生理が来た時に良い卵ができにくくなるために卵を成長させないようにプロゲステロンの作用によって細胞内への糖の取り込みをさせないようにし卵が成長しないように働きます。これをタンパク質の異化と言います。

卵巣内では卵細胞への糖の取り込みを悪くしますが、これは脳細胞にとっても同じことが起こっているのです。脳細胞でもプロゲステロンの作用により糖の取り込みを悪くしています。ということは脳は機能的な低血糖状態になりますので糖が欲しくて欲しくてたまりません！！

これが高温期に無性に甘いものが欲しくなる理由です。

この糖の取り込みが悪くなることをインシュリン抵抗性が高くなると表現します。インシュリン抵抗性が高くなるというのはどういうことかと言いますと、要はインシュリンが効きづらくなるということです。

インシュリンというのは甘いものなど食べた時に上がった血糖値を下げるために大量に作られるのですが、このインシュリンというのはもう一つ作用があり、余った糖を細胞内に取り込むという働きがあります。この時の細胞内というのは中性脂肪のことになります。ですから糖質過多の食生活では中性脂肪が高くなりやすいのです。

ですが高温期はインスリン抵抗性が高くなるのでインシュリンが効きにくくなり糖の取り込みが悪くなり血中に漏れ出る糖が多くなってしまうのです。

インシュリン抵抗性が高い状態でさらに甘いものなどを食べてしまうとさらにインシュリン抵抗性が高くなり悪循環を起こし顕著に卵の質が悪くなります！

 

高温期に甘いものが欲しくなった時の対処法！

なかなか甘いものがやめられないといった方はたくさんいらっしゃいます。ですが妊活頑張っている間は特に高温期は甘いものを控えていただきたいので簡単な対処法をお伝えしようと思います。

甘いものが欲しくなったら、

１、その場から離れ外へ散歩する。

２、歯磨きをする。

３、全力でスクワットを疲れるまでやり続ける。

４、アーモンドやナッツを少量食べる。

といったように気を紛らわすことで食べたい欲求を抑えることができますのでぜひ試してみてくださいね。

それでもどうにもならないといった方はたまご堂までお問い合わせください。

女性限定ではございますが初回無料体験がございますのでその時にご説明いたします。

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