2018年4月11日

D3（生理３日目）でE2が高かったが、たった１ヶ月の施術で改善した方法とは！？大阪府枚方市の不妊鍼灸専門院たまご堂

こんにちは。大阪府枚方市の不妊鍼灸・不妊整体専門院たまご堂　鍼灸師の杉本です。

今回はD3（生理３日目）の血液検査でE2（エストラジオール）が高かった方が、たった１ヶ月の施術で改善改善した症例報告です。

最近ではメディアなどでも不妊治療のことを多く取り扱っているせいなのか不妊治療に対して抵抗がなくなってきている印象を受けます。そのおかげかどうかわかりませんがなかなか赤ちゃんができなければ不妊治療の病院へ行かれる方が多いです。

しかし、病院で血液検査してホルモン値を測っても数値が高い、低いとは言ってくれるけどそれがどういうことなのかしっかり説明を受けるということはあまりないようです、、、。病院の先生もお忙しいのでそこまで説明する時間もないからだと思うのですが。そしてそのまま治療開始、、、。これではなかなか良い結果が出ないのが現実です。

今回の症例でもD3（生理３日目）でE2が５０を超えているクライアント様がいらっしゃいました。しかし、これでは体外受精をしても可能性が０ではありませんが妊娠する確率はかなり下がってしまいます。妊娠するためには少しでも確率が上がるようにしないといけませんので。

そこで当院は病院での治療を一回休んでいただいてしっかりE2が下がるように体質改善していただくことをご提案させていただきました。

ここで大事なことはなぜD3でE2が高くなってしまったのか？ということを考えなければなりません。もちろんクライアント様にもご自身の体が今どのような状態なのか説明し納得してもらわないといけません。

ではどうしてなのか考えてみましょう！

 

なんでD3（生理３日目）でE2が上がってしまうのか？

不妊治療の病院へ行くとほとんどの病院でホルモン値を測ります。そこでホルモン値の結果を見てこれからの治療方針を決められます。

今回はそのホルモン値の検査でなんでE2の数値が上がってしまったのか考えてみます。

D3でE2が上がってしまうケースはいくつか考えられるのですが今回のクライアント様の場合色々カウンセリングさせていただいた結果、１つの仮説を立てました。

それは、

●もしかしたら高温期にも卵が育ってしまっているのでは？？

E2（エストラジオール）はどこから出るホルモンかというと、育ってきた卵胞の膜から出るホルモンになります。

本来なら高温期に古い卵が消されてリセットされた状態になり卵巣の中が綺麗な状態で次の月経を迎えて小さい卵胞からどんどんFSH（卵胞刺激ホルモン）によって卵胞が育ってきます。

今回のケースのようにはじめからE2が高いということはもしかしたら前周期の高温期からすでに卵胞が育ってしまっていたのではないか？と仮説を立てました。前周期から卵胞が育っていたから次の周期のE2の数値が高くなってしまっていたのではないか。

 

●どちらが妊娠しやすい卵だと思いますか？

１、前の周期から育ってきた卵

２、月経が起こった周期から育ってきた卵

答えは２です。

２の方が圧倒的に妊娠しやすい卵といえます。

 

それはなぜかというと、ここは一つ違う見方をして考えてみましょう。

卵巣は毎月左右それぞれどちらかから交互に排卵するのが理想的です。それは妊娠するために質の良い卵を排卵した方がいいから自然に交互に排卵しています。（内膜症やチョコレート嚢胞があるとしていない場合もあります。）

●なぜ左右交互に排卵した方が質が良くなるのか？

それは卵巣がしっかり休んでいた方が次の周期の卵巣の働きが良くなるからです。毎月毎月同じ方から排卵してては卵巣も疲れてきます。だから１周期ごと違う卵巣から排卵して妊娠しやすい卵を育てているのです。

 

たまご堂でのアプローチ

当院ではD3でE2が高くなってしまっている方には高温期のアプローチを重点的に行います。とにかく高温期に古い卵が育ちにくい、もしくは古い卵を消す作業を徹底的にして次の周期の低温期にどうなっているか効果測定を行なっています。

今回のクライアント様は前回のD3のE2が５０以上だったのが、次の周期の血液検査でE2がなんと２０まで下がりました！少し下がり過ぎましたがはじめから大きい卵胞からスタートするよりは断然に妊娠する確率は上がりますので良かったと思います。病院の先生からもE2が下がってるねとお声をかけていただいたみたいです。

詳しくは当院にご来院いただいた時に解剖学の本など専用の資料を見ていただきながらわかりやすく解説させていただきますのでお困りの方がいらしたらたまご堂までご連絡下さい。

初回無料体験がございますのでぜひご活用ください。

当院には高槻市、茨城市、大阪市からもたくさんご来院いただいております。

本日も最後までお読みくださりありがとうございます。