2018年3月30日

E2（エストラジール）について｜大阪府枚方市の不妊鍼灸専門院たまご堂

こんにちは。大阪府枚方市の不妊鍼灸・不妊整体専門院たまご堂　鍼灸師の杉本です。

今回は前回に続き妊活に重要なホルモンのことについてお伝えしたいと思います。今回お伝えするホルモンはE2（エストラジオール）についてどういう時期にどんな作用があるのかお話していきますね。

 

E2（エストラジオール）とは？

エストラジオールというと聞きなれない言葉だと思いますが、俗にいうエストロゲンのことです。そうです。女性ホルモンと呼ばれている妊活だけでなく美容にも深く関係するホルモンです。

エストロゲンというのは実は３種類ぐらいあるんです。

・E1:エストロン

・E2 :エストラジオール

・E3:エストリオール

この３種類のうち最もエストロゲンの活性度の高いE2（エストラジオール）を指標に使います。

不妊治療専門の病院などではD3生理３日目にホルモンの血液検査を行いこのE2やその他のホルモン値と合わせて一つの治療方針を決められます。

生理が始まると脳からFSH（卵胞刺激ホルモン）が分泌され卵巣で卵胞が育ってきます。この育ってきた卵胞の膜から出るホルモンがE2（エストラジール）なんです。

ですから質の良い卵胞が育ってこないとE2のホルモン分泌も悪くなってしまいます。

エストロゲンは女性ホルモンですから低温期にすごく肌が綺麗になったりするのはこのE2がしっかり分泌されているからなんです。逆にこのE2の分泌があまり出ないとなると、、、。汗

またE2というのは子宮において内膜を厚くするための命令を出してくれるホルモンでもあります。子宮の内膜が厚くならないと受精卵が着床しづらくなったり、生理の出血の量が減ったりするのでまさに不妊の原因になってしまいます。

 

病院での治療

 

不妊治療の病院では体外受精の移植周辺で必ず子宮内膜の暑さを測定されます。病院によっても異なりますが子宮内膜が基準の厚さに達していないと移植ができなくなり延期になったりするケースもしばしばあります。このように子宮内膜がなかなか厚くなりにくいという方にはエストラーナテープやエストラーナジェルという薬によりエストロゲンを足すことをされます。そうすることでなかなか自力で厚くなりにくかった子宮内膜をある程度厚くできるようにサポートします。

 

当院での施術

当院では周期に合わせた施術を行っていますので、E2がしっかり出るように低温期に鍼灸治療により子宮や卵巣にいってる神経を刺激させしっかりと毛細血管を広げるアプローチをし、その開いた毛細血管に対してラジオ波（高周波温熱治療機器）を用いて卵胞が育ちやすい環境を整えます。またラジオ波を当てることにより子宮へ血液を集めることができますので内膜の厚みを出せる効果も期待できます。

病院でエストラーナテープやエストラーナジェルを使っている場合ですとその効果を高めることが期待できます。

詳しくは当院へ受診された時にしっかりとわかりやすくご説明いたしますのでご来院お待ちしております。

初回無料体験  &  無料メール相談がございますのでぜひご活用ください。

本日も最後までお読みくださりありがとうございます。