2017年10月27日

多嚢胞性卵巣症候群とは？①

枚方市の不妊鍼灸専門治療院たまご堂の杉本です。

今回は多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）についてお話していきますね。

多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）とは、簡単にいいますと卵巣の皮膜が硬くなって卵子が排卵しにくくなり、卵巣の中に卵胞がたくさん残ってしまうという状態です。

病院のエコーで見るとひどい方ではたくさんある卵胞がネックレスみたいに見えることからネックレスサインとも言われます。

ここで多くの方は、でも卵巣に卵胞がたくさんあれば妊娠しやすいのでは？と思いますよね。でもそうではないんです！

このたくさんある卵胞というのは実は何周期も前から古い卵胞がたくさん残っているというイメージです！ですから、この卵胞達では当然ですが卵の質があまりよくありません！

もちろんこのままでも妊娠する可能性も十分ありますが、体外受精で精子と卵子を受精させても分割の段階で途中で止まったり、胚盤胞まで到達しなかったり、または着床しなかったりする可能性の方が高いんです。こういった経験をされた方は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか？

この多嚢胞性卵巣症候群には特徴があります。

それは生理周期です。

生理周期が長い方の特徴の一つです。

クリニックに通われている方は血液検査やエコー等で容易に見つけることができますが、クリニックに通われていない方は生理周期を気にされるといいと思いますよ。

あと、基礎体温なども付けているともっとわかりやすいですよね。

ちゃんと低温期と高温期の二層に分かれていますか？

 

当院では多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）に対してアプローチするのが得意の中の一つです！

多嚢胞性卵巣症候群では古い卵胞がたくさん残っている状態ですのでその古い卵胞を代謝させる必要があります！つまり卵巣の代謝を上げるということです。ですから高温期のアプローチがすごく大事です！！（低温期も大事ですが）

高温期の基礎体温上がらなければ、体温が上がるのにはどうするか？患者様と一緒に考えながら共有し基礎体温を上げる努力を一緒に頑張ります！

卵巣の代謝を上げるのはそんなに難しいことではありません！

当院で一緒に頑張ってみませんか？

全力でサポートさせていただきます(^ ^)