2018年3月27日

常に眠たくてしょうがないのは〇〇が原因だった！？大阪府枚方市の不妊鍼灸専門院たまご堂

こんにちは。大阪府枚方市で不妊鍼灸・不妊整体専門院たまご堂　鍼灸師の杉本です。

今回のテーマは【常に眠たくてしょうがないのは〇〇が原因だった！？】です。

当院の患者様でも初診時のカウンセリングで色々お話を伺っていて「なんか常に眠たいんです。」とおっしゃられる方が少なからずいらっしゃいます。実はこれって妊活にとってすごくよくないことなんです！

常に眠くなるその正体は糖質過多による食後高血糖が原因なんです！

日々の食事を思い返してみてください。毎食に糖質（ご飯、パン、麺類など）をとっていませんか？さらに小腹が空いたら甘いもの、、、。これって実は糖質過多なんです！今まで当たり前に食べていたご飯やパン、、、。これが常に眠たくてしょうがない原因だったのです。

試しに１週間主食のご飯やパンを抜いてみてください。常に眠たくてしょうがなかったのが改善されるかもしれません。

 

食後高血糖（血糖値スパイク）とは？

一般的に血糖値というのは空腹時に測るものですがここ最近では食後高血糖（血糖値スパイク）が注目がされ様々な不定愁訴はこの食後に起こす高血糖が問題なのではとされています。食後高血糖とはその名前の通り食事をした直後に血糖値が上がり過ぎてしまう状態のことを言います。本来なら血糖値というのはなにを食べても食後の血糖値は１４０前後くらいまでしか上がらないのが普通みたいです。しかし、食後高血糖を起こしている方は食後の血糖値が１８０以上になっているみたいです。

血糖値が上がると身体からはインスリンというホルモンが分泌され血糖値を下げるのですが、このインスリンの出る量は血糖値の上がり具合で調節されています。ですから血糖値が上がれば上がるほどインスリンの出る量も大量に出ます。インスリンが大量に分泌されると血糖値が急降下してしまいその結果すごい眠気に襲ってくるのです。

 

糖質過多による妊活への影響

妊活を頑張られている方ならご存知かもしれませんが、妊娠活動中はなるべく糖質を控える方がいいんです。その理由をお伝えしたいと思います。

血糖値というのは糖質を摂ることでしか上がりません。ですから炭水化物や甘いものを食べると血糖値は上がります。糖質主体の食事をしていると食事の度に血糖値が急激に上がり、その後インスリンの働きにより急激に下がります。ここで血糖値が下がり過ぎる（低血糖状態）と体にとってよくないので様々なホルモンの働きによって血糖値を上げる働きが起こります。血糖値を上げるホルモンとしてコルチゾールやアンドロジェンというホルモンがあります。実はこのコルチゾールやアンドロジェンというホルモンの材料は卵胞から出るE2（エストラジオール）の材料と同じなんです。

ですから食事の度に血糖値が上がったり下がったりを繰り返してしまうとコルチゾールの消費が増え卵胞の材料が無くなってしまうのです。当然材料がなければ卵の育ちは悪くなってしまい卵子の質も下がってしまいます。

 

まとめ

いつも患者様にもお伝えしているのですが、妊娠するためには健康になることです。お仕事、育児や家事、さらには病院への通院。毎日毎日とても大変で疲れると思います。そんな疲れた体こそ赤ちゃんが必要とする栄養が必要なんです。好きなものばかり食べていると母体に栄養がなくなり妊娠しづらくなってしまいます。健康な身体を作るには今の食事を見直す必要があります！

認定ONP（オーソモレキュラーニュートリションプロフェッショナル）による妊活で必要な栄養学のアドバイスもさせていただいております。

きっと今の眠たくてしょうがない症状も解決できるかと思います。ぜひご相談ください。

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本日も最後までお読み下さりありがとうございます。