2017年11月20日

不妊治療と睡眠の関係

こんにちは。大阪府枚方市で不妊鍼灸・不妊整体専門院のたまご堂です！

今回は不妊治療と睡眠の関係について書いていきますね。

不妊治療において睡眠は非常に大事です！！

当院に通院されている患者様でも初めはあまり良い睡眠が取れていない方が何割かおられます。そんな方でも治療を続けていくうちにしっかり寝れるようになり卒業（妊娠）されています。

 

睡眠がしっかり取れないとどうなるの？

１、脳は寝ている時にしか修復しないんです。

人は寝ている間にしか修復することができません。皆様もあまり寝れなかっった翌朝はやけに体が重かったり、だるかったりといった経験はございませんか？これらの症状が出るのはまさに寝れなかったことにより脳が修復されずに緊張状態にあるからです。

妊活において寝れずに体が重たいやだるいといったような状態ではあまりよくありません。

 

２、ホルモンバランスが崩れます。

寝ている間は自律神経でいう副交感神経が優位になります。いわゆるリラックスする時に出る神経です。ですからしっかり寝れていないと女性ホルモンの分泌も悪くなってしまいます。そうすると肌荒れやニキビが出やすくなったり、生理痛もひどくなったりすることもあります。

女性ホルモンの分泌が悪くなるということは、当然たまご（卵子）の質も悪くなってしまいます。

付け加えると寝ている間にしか基礎体温は落ちません！

ですから生理周期の低温期はある程度基礎体温を下げないとたまご（卵子）の成長に大きく関わってきますのでしっかり寝れる必要があります。

 

睡眠の質が悪い人の特徴

１、手足が冷たい（冷え性）

寝る時に手足が冷たいという女性はたくさんいるのではないでしょうか？この手足が冷たいだけでも睡眠の質を悪くしているのです。

寝る時には深部体温を全身に放熱（逃す）することによって寝ることができるのですが、手足が冷たいと放熱ができずにいてずっと頭（脳）に熱がこもってしまい寝にくくなってしまいます。

 

２、ストレスが多い

お仕事を頑張られている方は特にストレスを抱えておられます。それがうまく処理できれば問題ないのですが、なかなかそうもいかない方もおられるかと思います。

ストレスがあるだけで交感神経（興奮する時に出る神経）が活動的になってしまい、なかなか良い睡眠が取れなくなってしまうのです。

 

３、お風呂あがりや寝る前にお酒を飲んでしまう

特にお風呂あがりや寝る前にお酒を飲んでしまっては、せっかく深部体温を放熱しようと体は頑張っているのにお酒を飲むことによって内臓はアルコールの代謝を始めてしまうため夜中に目が覚めたり睡眠の質を下げてしまいます。

 

４、寝る前にスマホを見てしまう

布団に入ってもまだスマホを見てしまう方。たくさんいらっしゃると思います。

特に電気を消した状態でスマホを見てしまうと、スマホの光により交感神経の緊張がかなり強くなってしまい、そのうち眠たくなって寝てしまうかもしれませんが脳は覚醒状態になり睡眠が浅くなってしまいます。

 

睡眠の質を上げるにはどうしたらいいの？

１、お風呂で温冷療法

お風呂で温冷療法とは、暖かいお湯と冷たい水を手足に繰り返しかけることです。

お湯をかけることでで血管は拡張し、水をかけることで血管が収縮し血液の流れが速くなります。これを繰り返すことで抹消の血流がすごく良くなり、手足がポカポカするのがわかると思います。

毎日行うことで手足の血管が開く癖がついてきますので、お布団に入った時にもポカポカ暖かくなり睡眠の質が上がります。

 

２、ストレスが多い方こそ呼吸法

ストレスが溜まってくると呼吸が浅くなってしまい交感神経が緊張してしまいます。ですから呼吸をしっかり深くする必要があります。

寝る前に５〜１０回程度しっかり息を吐き切るような呼吸をして見ましょう。

１回やっただけでは何も変化がないかもしれませんが毎日繰り返すことで副交感神経への切り替えがうまくなり睡眠の質が上がります。

 

３、お風呂上がりはアルコールは避けましょう

お風呂上がりに冷えたビールは最高ですよね。私もビールは大好きなので気持ちはよくわかります。笑

ですが妊活を頑張られている方はなるべく控えましょう。

お風呂上がりにはなるべくアルコールや食べることも控えて内臓を休ませてあげましょう。

寝る時に内臓を働かせては良い睡眠がとれません。

 

４、寝る１時間前にはスマホを見ないようにしましょう

睡眠１時間前はなるべく目から入る刺激を少なくし、電気も薄暗くし睡眠モードに入る準備をし副交感神経を緊張させましょう。

リラックスできるような音楽など聞くことはとてもいいことですのでオススメです。

スマホはもちろんですがテレビなども控えましょう。

 

５、ストレッチ体操をしましょう

日頃頑張られている方は体の筋肉もガチガチです。

硬くなった筋肉も血流を悪くしてしまい睡眠の質を悪くしてしまいます。

寝る前に筋肉をほぐすような簡単なストレッチをしましょう。

ご自身でストレッチをしていて気持ちいいと思える程度で十分ですので、まずは５分程度寝る前にやって見ましょう。

ある程度筋肉の緊張が取れるとすごく寝やすくなりますよ。

決して体を柔らかくしようと痛いくらいしないでくださいね。痛いと感じてしまうこともストレスになってしまいますので。

 

まとめ

妊活において睡眠はとても大事です！

まず母体が健康にならなければ妊娠しても維持できるだけの体力がつきません。しっかり寝て脳をフレッシュな状態にする必要があります。

そして良い睡眠をとることによって質の良いたまご（卵子）を育ててくれます。

ですからもう一度ご自身を見つめ直していただいて、あまり良い睡眠がとれていないと思った方はこれらの方法をまず試してみてください。

何度も言いますが１回やったからといってすぐに変化が現れるものではありませんので、毎日少しずつ継続してやってみてくださいね。

それでも変化がない場合は遠慮なくご相談ください。

当院では初回無料体験  &  無料メール相談がございますので是非ご活用ください。

本日も最後までお読みくださりありがとうございます。