2018年3月12日

体外受精移植直前サポートコースについて｜大阪府枚方市の不妊鍼灸専門院たまご堂

こんにちは。大阪府枚方市の不妊鍼灸専門院たまご堂　鍼灸師の杉本です。

近年、高度生殖医療の発展に伴い不妊治療でも体外受精をされる方がすごくたくさんいらっしゃいます。その中でたまご堂としましても移植直前に特化しサポートできる体外受精移植直前サポートコースを設けました。

このコースはどうしても遠方により定期的な通院が困難な方や体外受精をされていて急にスケジュールの変更により、すぐに移植をしなければならなくなった方々へ、着床率が上がるようにサポートさせていただくプランになります。

定期的に通院していただいてる患者様はこのコースは必要ありません。これまでの治療経過を見ながら移植前プランををご提案させていただきます。

 

✔︎何度も移植しているが着床しない

✔︎何度も体外受精しているけど子宮内膜が厚くならない

✔︎何度も流産を繰り返す

✔︎移植しても育たず不育症と言われている

✔︎ご自宅が遠方で定期的に通うのが難しい

あともう少しだと思うのになかなか妊娠できない、、、。

そんな方のための特別メニューです。

 

体外受精を成功させるのにたまご堂として３つの要素を考えます。

１、子宮の血液循環が良いこと

体外受精を成功させるポイントの１つに子宮の血液循環が最も重要になってきます。それはなぜかと言いますと、子宮の血液循環が悪いと血栓ができやすくなったり免疫の低下が起こります。これらは着床障害の原因になると言われています。ですから子宮にドクドク血液を送り込んで子宮の毛細血管を開き血液循環が良い環境が必要になります。

 

２、子宮内膜を厚くする

次に重要なことは子宮内膜がしっかり厚くなることです。病院によって異なるみたいですがある程度子宮内膜に厚みがないと移植が中止になることがあります。それは受精卵は移植したその日（胚盤胞の場合）に子宮内膜に潜るのですが、内膜が薄いと受精卵が潜らないそうです。また潜っても出てきてしまうこともあるみたいです。子宮内膜はベッドによく例えられていますが、ふかふかで厚みのあるベッドの方が受精卵も居心地がいいのです。ですからしっかり厚みのある子宮内膜にする必要があるのです。

 

３、神経がリラックスできていること

体外受精で移植するにあたって体が強張ってガチガチ緊張した状態ではうまくいきません。しっかり治療することで神経をリラックスさせる必要があります。病院によっては移植日に交感神経の緊張を取るためにレーザー治療をして神経をリラックスさせてから移植に向かう病院もあります。

鍼灸治療では神経をリラックスさせるのが得意分野でもあります。また鍼灸だけでなく自分でリラックスさせる方法などもアドバイスさせていただいております。

 

通院プラン

１回目（D1〜D5付近）

まず１回目は生理が始まってから５日目までの間に来院していただきます。

この期間に鍼灸治療で子宮や卵巣へ走っている神経を活性化させ子宮の毛細血管を開きます。さらにラジオ波（高周波治療機器）により開いた毛細血管に温熱刺激で血液を呼び込みます。子宮の血液循環が良くなればFSH（卵胞刺激ホルモン）の命令により卵の成長が期待できます。

 

２回目（D7〜D12付近）

１回目で子宮・卵巣の血流を上げた状態にさらに鍼灸治療やラジオ波（高周波治療機器）をかけることにより育ってきた卵胞から出る命令としてE2（エストラジオール）がしっかり分泌され、このE2の命令により子宮内膜を厚くさせます。

 

３回目（移植当日または前日）

２回の施術で子宮の血液循環が良くなったところに移植当日または前日に子宮をラジオ波で温めます。子宮を移植直前に温めることで受精卵が子宮内膜にに潜りやすい環境を作り着床のサポートをします。移植の日に子宮が固かったり血液循環が悪いと着床率は下がるので当日または前日のアプローチは必須です。

 

 

また当院の施術をご自身でも維持していただく必要があるためご自宅で簡単にできるお灸をプレゼントしております。

 

鍼灸やラジオ波で子宮内の血流を良くしたら安定期に入るまでその状態を維持していく必要があります。急に治療を止めることで子宮内の血流が下がり流産のリスクを回避するためです。ですからたまご堂としては１２週を迎えるまで通院していただくことを推奨しております。

 

まとめ

体外受精の移植直前は子宮内の血液循環が良いことが最も重要です。移植の日に向かいいかに子宮内の血流を良い状態で維持することができるかがポイントです。血流を良くするアプローチはたまご堂が最も得意とする分野です。

移植直前に何かできることはないかとお悩み中の方はたまご堂までお問い合わせ下さい。

きっとあなたのお役に立てると思います。